減農薬の桃作り ~果物作り~ 雑草の草刈りが病害虫を増やしているかも?

全国の果樹園では乗用草刈機が普及して除草剤から草刈りに切り替えている農園が増えています。
しかし、機械に乗って楽して草刈りをするだけでは減農薬にならない。
むしろ増農薬になっているケースが今の果樹栽培にはあります。

間違えない果物の購入をするためには知って損をしない話です。

こんにちは!フルーツ童夢農園主の山田です。

春先から6月位までは収穫後に果樹の為に撒いた元肥、堆肥がしっかり効いて雑草も元気いっぱいになります!

気がつくと病害虫の楽園を作っていた?

この時期はどこの農園でも果樹作りの準備作業も猫の手も借りたい位の忙しさ。 小まめに草刈りが出来ないので気づくと30cm以上の草丈になることもしょっちゅうなんですよね。 そんな草の環境は正に虫達の楽園。 光を嫌う微生物、害虫にとってはうってつけの環境です。 役に立つ微生物にとっては陰があって湿った環境は良いのですが 隠れ家にしている害虫や水分が好きなカビ類もその中にはわんさかいることになりますよね。 そこで草を刈るとどうなるのか? 草を延ばして刈る→病害虫が飛散→農薬の回数が増える(抑えられない) 悪循環になってしまいます。 アブラムシ、ダニなどの虫は植物の栄養を吸い取る雑草がある内は良いのですが 無かったら果樹の樹木に取り付きます! また、雨と気温の上昇でカビ類も未分解の有機物を栄養に一気に繁殖します。

草は無い方が良いの?

では、常に草が短い状態or除草剤で草を枯らすのが良いのか!? 確かに害虫が侵入し辛くなるので良い部分も有りますが、同時に微生物が活動する場所も無くなります。 排水の悪い、硬い土になります。 硬い土で作った果物は天候に大きく左右されてしまいます。 残念な事に果樹園は野菜などの様に毎年、機械で畑を耕す事が出来ません。 なので微生物の活動が重要になります! 微生物の活動を邪魔しないためには除草剤はNGなのですよ。 硬い土には硬い土に合った太く大きな雑草が生えやすくなりますが 同じ草でも背丈の短いクローバーなどが生えやすい環境や草生栽培を行っている畑が良い果樹園と言えるでしょうね。 除草剤を使わないから安全でも安易に安心出来ると思わずに インターネットで購入する場合でも栽培管理の様子など画像が載っていたらちょっとした 部分に気を止めて見てみて下さい。